ひつじ通信５月号

女性ホルモンやステロイド、一度は聞いたことがあると思います。これらは総称して「ホルモン」と呼ばれていますが、ホルモンとはいったい何者なのでしょうか？結論から言えば、ホルモンとは体の働きを助けてくれる物質のことです。今回は、数あるホルモンの中から成長ホルモンとメラトニンについてご紹介します。

子どもは、成長ホルモンの影響で大きくなります。成長ホルモンは寝ているときにたくさん出ることが実証されています。「寝る子は育つ」ということわざがあるのも納得です。そして、22時?2時までに熟睡していると、多く出ることも確認されています。この時間に熟睡できるように助けてくれるホルモンが「メラトニン」です。

メラトニンは、太陽の光を浴びると出やすいホルモンです。天気の良い日は外で遊ぶと、メラトニンのおかげで熟睡できるでしょう。

日中は外で遊んで、夜は早く寝る。あたりまえのことですが、ホルモンの特徴に基づいた根拠があるのです。お子さんの背を伸ばしてあげたい方は、早寝早起きを実践してみましょう。